PENTAX KMを衝動買いしてしまった

My new gear…
久しぶりにヤフオクでカメラを落札してしまいました。

今回、入手したのはPENTAX KMです。
PENTAX Kマウントの最初の3機種のうち最もエントリーに当たる機種です。

PENTAXの大ベストセラーPENTAX SPの後継、発展機であるPENTAX SPFのマウントをM42からKマウントにしただけと説明されることがあるぐらい地味な存在です。

元々持っていたSLと並べてみましたが相当似ていますね。

手に持った感覚もSLとあまり変わりません。
とある中古カメラ屋さんのカメラ紹介の記事ではそれぞれSPはPENTAXらしい軽量コンパクト、Kシリーズ3機種は肥大化して重くなった的な書き方をされていましたがSP系とKMは良くも悪くもそのままというのが事実っぽいです。

Kシリーズの説明はのちのMシリーズが小型軽量かされたことに対する強調のためにちょっと盛ったのかもしれませんね。

開放測光でレンズキャップを外すと露出計がONになるという仕様までそのままのSPFと比べたら本当に差が無いのかもしれません。

ちょっとSPFも気になるんだよな…

特に目新しい部分が無い反面、実績があるSP系のメカそのものなので丈夫で壊れにくくて修理できる可能性が高いカメラということで注目していた機種でもあります。

あとはKMの廉価版のK1000が天体写真撮影などの用途向けに1997年まで作られていたそうで、PENTAXの機械式カメラの最後まで続いた系譜です。

PENTAXで一番売れたカメラの遺伝子が最後まで生き残っていたというのはちょっとロマンを感じますね。

自分は華々しさがあって皆から憧れられる機種よりも、地味だけど長く続いていたとか、名は知られてないけど姿や名を変え色々なところで陰ながらに支えていた機種に何かロマンの感じる質のようです。